「統合医療」って聞いたことありますか?

近代西洋医学と代替療法や伝統医学等とを組み合わせて行う療法のことで、この代替療法の中には様々なケアや施術などが含まれています。

それはアロマやハーブであったり、マッサージ療法や鍼灸、アーユルベーダや伝統的中医学も含まれています。



ホリスティックという言葉が一人歩きし、「絶対に薬はイヤ」とか「病院にはかからないっ」というような部分的に切り取られた偏った理解が広まってしまっているように感じますが、そういうことではないのです。

多くの選択肢の中から、患者(患犬)にとって最適な治療法を用いて、治療・予防・QOLの向上に向けて統合的にアプローチすることなのです。


難しいことを書きましたが、Labullsの看板犬はーちゃんの記録が【目指すところはなんぞや】をよく表してくれているので読んでみてくださいませ😊

統合医療の第一人者
敷地内にある急勾配のふかふかな坂道。
シニアになると登るのが大変な傾斜なので命名された”シニア坂”
はーちゃん、登りも降りも難なくクリア!

“はーちゃんの頑張り記録” ちょっと長いですが、、
実は、はーちゃん14歳になってすぐ甲状腺に出来た腫瘍(癌)摘出の手術をしました。

13歳の終わりに、半年毎に受けていたいつものシニアチェックより、もっと詳しく検査をしました。


その検査で厄介なものが2つ発見。1つは甲状腺の癌。そして心臓の中に大きな腫瘍も。


甲状腺は病理に出す前にも悪性(癌)の可能性が高い為に早く摘出するべきとお話があり、ただ、、心臓の中にある腫瘍は大きさも大きく、治療が出来ない箇所なために温存するしかないと。


14歳・フレブル・心臓の腫瘍も抱えながらの甲状腺癌の摘出手術。
かなりのハイリスクの条件での手術の挑戦。


はーちゃんの身体への信頼も、手術をお願いする先生への信頼もあったので挑戦出来ました。そして見事に乗り越えてくれました😭👍
先生にも感謝しかありません😭❗️

麻酔をかけるなら小さな事も含めあれこれ同時にやりたい事もありましたが、術後の体力回復や傷の回復への時間や身体の負担も考えて、手術は最小限にしていただきました。



手術前にも身体の準備を整えました。
ずーっとセラピーを続けて来たので、体力には自信はあったけど、


*適度な運動
*血行促進や浮腫まないように毎日マッサージ
*食事
*病院に着いただけで震えちゃう、はーちゃんのメンタルケアにアロマとCBDオイル
*温浴セラピー、水中マッサージ
*万が一術後に一気に筋肉落ちてしまったらリハビリに使おうと、はーちゃんサイズの車椅子準備


ほとんど何年も前からやってきた事ではありますが、👆は術前に準備した事です。

麻酔へのリスク回避として浮腫まない身体作りやマッサージ、体力回復力の為の適度な運動と血行促進の為のマッサージは術前ほとんど毎日行いました。


シニアになって、半年に1度の基本的な健康チェックはしてたものの、大きな検査で見つかった厄介なトラブル。


日頃から身体作りをしていて体に備えがあって良かったと心から思えました。


喉のそばを切ったので術後の食事はゼリーにしたりスープ状にしたり、1日6回くらいの食事に切り替えて、お天気いい時はゆっくりと運動開始。

1週間も休んでしまったらあっという間に無くなると感じる筋肉。
落ちるのはあっと言う間なんですよね。
はーちゃんは退院して2日後くらいからリハビリスタートしてました。


食事、適度な運動、ストレッチ、マッサージ、傷にはCBD入りクリームを塗って、冷やさないように温浴セラピーも。傷跡は探してもわからない程綺麗に、まだまだ手術の際にバリカンで剃った毛はなかなか生えて来てませんが。


退院時、『4歳でフレンチブルで心臓にこんな大きな腫瘍があってよく乗り越えくれたね!』って主治医に言っていただいた時に、本当に良かったと思えました。

10月末の手術から1ヶ月半くらい経って、体力も筋力もすっかり回復!

心臓の腫瘍とは仲良く生きていけるように、今できる事を。


そして、はーちゃんの生きてる時間に、心身共に、はーちゃんらしく過ごせる毎日のサポートをしてあげようと思います!

まだまだ毛の生えない時に頑張った証

【犬を飼ったのならフィジカルケアしましょう】