膝蓋骨脱臼とか股関節形成不全などの遺伝性運動器疾患を発症した子のご相談は多いです。


先天性の病気、例えばトイプードルなんかは8割近くが膝蓋骨脱臼を起こす遺伝子を持っていると言われています。

トイプードルだけじゃなく、ポメラニアンやヨークシャーテリア、チワワ、マルチーズなどの小型犬に多いですね。


体が小さくなるようになるようにブリーディングしてきた結果ですから、遺伝子を持って生まれてきていることはもう仕方ないんです。




でも、ケアによっては発症させずに、もしくは発症しても悪化させずに生涯過ごすことも出来るのですよ!



腿の筋肉で膝のお皿を支えている膝の靭帯をガードしてあげれば、ズレる事を防ぐことが出来ると言われています。

ズレたり戻ったりを繰り返さなければグレードが上がるスピードを緩めることが出来ますよね。


脚の筋肉を鍛えるのにはウォーターセラピー(水中運動)& ドッグマッサージが最も効果的です。

天くんはまだ6ヶ月。

お家に来てすぐに飼い主さんが「左脚がおかしいです」って連絡をくださって。

週に1度のウオーターセラピーを続けながらも、「病院で手術ですって言われましたっ😭」と不安に苛まされながらも私のセラピー計画を信じて続けてくれました。



『生まれ持った骨格の問題だから治るわけじゃない。だけど、この子が我が子になったからには最期まで歩けるようにケアしていきます!』って受け入れてくれた時に発された言葉がタイトルになっています。



皆さまにもお願いです。
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【犬を飼ったのならフィジカルケアしましょう】