精油の用い方
どんより薄曇りの関東地方。
こんな日はオレンジやグレープフルーツ、ベルガモットなどの柑橘系精油をお部屋に香らせてテンションUP
で参りましょう


アロマテラピーの歴史は紀元前のギリシャローマ時代の植物学まで遡ることができます

20世紀に入ってフランス人化学者ルネ モーリス ガットフォセ が実験中の火傷に目の前にあったラベンダー精油をかけたらみるみる回復したところから治療的な効果が研究されるようになったのです。
その後、ヨーロッパではフランス、ベルギー、ドイツを中心に精油を治療に用いるメディカルアロマテラピーが発展していきました。
一方、イギリスでは『精油を植物油に希釈しマッサージを行い、心身のバランスを整える』というホリスティックアロマテラピーが確立されていきました。
日本にはこのホリスティックアロマテラピーの方が普及しました。
ゆえに、日本アロマ環境協会ではメディカルアロマテラピーでは行う精油の飲用や原液塗布を禁止しています。
なぜなら、精油は自然の中から生まれたものではありますが、葉や花の状態のときに比べて濃縮されたものだからです。
濃い故に効果も高いですが、用い方を間違えば毒にもなります。
濃縮した精油が消化器系から吸収され、体内を巡って肝臓や腎臓に重大な影響を及ぼし死に至ることさえあります。
特に、体の小さなペットやお子さまへの利用では使用量に注意が必要です。
私達ジアスペットアロマセラピスト協会では飲用はお勧めしてしません。
ヨーロッパでのメディカルアロマテラピーは医師などの資格を持つ方が治療として行っているものです。
メディカルアロマテラピーを実践したいという場合は正しい知識を取得した資格者の指導に従っていただいて、安全に精油を用いてください。
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